
背景
Hyper Reportageは、1年間にわたって取り組んだメディアプロジェクトです。ルポルタージュや動画コンテンツの制作を、撮影準備から配信まで一貫して担当しました。撮影のたびにロケ地・機材・チーム・納期の条件が変わる、一つひとつがミニプロジェクトともいえる緊張感のある現場です。
課題
学生の限られたリソースで、プロ品質のコンテンツをどう制作するか。機材の忘れ物ひとつ、スケジュール調整のミスひとつ、チームへの共有不足ひとつで撮影日がまるごと失われてしまうため、毎回の撮影に綿密な準備が欠かせませんでした。
担当領域
制作チームの一員として、撮影への参加、機材の準備と設営、撮影日の進行管理、そしてメディアの広報用コンテンツの制作を担当しました。
目的
- 01
確実な撮影の実現:機材の完備、スケジュールの遵守、チームの認識合わせ
- 02
撮影から編集まで、映像制作への貢献
- 03
メディアの広報活動と、オンラインでの存在感の強化
- 04
撮影のたびに再現できる、標準化された仕事の進め方の確立
進め方
すべての撮影を、ひとつのプロジェクトとして扱いました。事前ブリーフィング、ロケハン、機材チェックリスト、当日の進行表、そして直後の振り返り。事前の徹底が、現場での創造的な自由を生み出します。
- 01
準備
編集方針のブリーフィング、ロケハン、機材の完全チェックリスト(カメラ・音声・照明・バッテリー・記録メディア)、そしてチームで共有する当日の進行表を用意しました。
- 02
設営
現場での機材の組み立てと調整:画角・照明・音声。編集段階で初めて問題に気づくことのないよう、最初のテイクの前に必ずテストを行いました。
- 03
撮影
当日の進行管理:スケジュールの遵守、出演者への対応、ロケ地の制約や想定外の事態へのリアルタイムな対応。
- 04
ポストプロダクションと配信
素材の確認、編集、テロップなどの仕上げを経て、コンテンツを配信。あわせて、公開に合わせた情報発信を行いました。
課題と解決策
台本どおりにはいかない、実環境での撮影
ソリューション体系的な準備と、あらかじめ用意したプランB。チェックリスト、予備機材、スケジュールの余白です。即興は、準備してこそ可能になります。
学生チームを、1年間という長期にわたってまとめること
ソリューション撮影ごとの明確な役割分担、シンプルな情報共有、そして「撮影前のブリーフィング・撮影後の振り返り」というチームの習慣。この継続が、チームの成長につながりました。
使用ツール
- Adobe Premiere Pro
- Adobe Creative Cloud
- 映像・音声収録機材
- Notion
- SNS
得られたスキル
制作進行管理 · ロジスティクス · 映像制作 · コンテンツ制作 · コミュニケーション · チームワーク
成果
多様な条件下での撮影を含む、1年間の継続的なコンテンツ制作
体系的な準備手法の確立:機材チェックリスト、ロケハン、撮影プラン
制作したコンテンツの配信と、メディアをめぐる継続的な情報発信
先を読み、適応し、想定外があっても納品するという現場感覚の習得
振り返り
Hyper Reportageで身についたのは、現場の反射神経です。ロジスティクスを考え、トラブルを想定し、予定どおりに進まない日でも軸を保つこと。制作もイベントも、勝負は準備で決まると実感したプロジェクトです。
次のプロジェクト
Nuits Élégantes
予算5万ユーロのハイエンドイベントを、企画から本番まで統括。パートナー獲得の交渉も、当日の運営も、そのすべてを担いました。